公開日: |更新日:
東京狭しといっても、23区の中から理想の街を見つけることは簡単ではありません。
ただ、もしも「賑やかさ」より「落ちついた生活」を望むなら目黒がおすすめです。
今回は通勤通学に便利で隠れ家的なお店も多く、きれいな桜も楽しめる古きよき街、目黒の魅力をご紹介します。
目黒区の目玉は、落語のオチとしても有名な「さんま」と、目黒川沿いに整備された「桜」です。毎年のように駅前で開催される目黒のさんま祭りは、秋の風物詩となっています。
また、目黒川の桜は区が本腰を入れて保護しているだけあって非常に美しく、シーズンになると花見客が絶えません。
ちなみに、目黒区ではふるさと納税の一部を「サクラ基金」と名付け、目黒川沿いのさくらを保全する活動にあてています。 記念品として、老齢化した桜の木を使用して作った「さんまペーパーナイフ」も貰えますよ。
住居を決めるうえで、気になることは「治安のよさ」ですよね。目黒は非常に治安がよく、都内23区内でも犯罪の発生件数が少ない区です。
飲み屋が密集した繁華街はなく住宅街が多いため、トラブルの種になるものが少ないことも、治安のよさに一役買っています。
目黒は住宅街の多い区です。とくに有名なのは、女性が憧れる街として人気の高い「自由が丘」でしょう。自由が丘は地価の高さもあいまって、非常に落ちついた雰囲気です。
このように、目黒は全体的に古きよき町並みが多く、独特の「のんびりした空気」をもっています。 この落ちついた雰囲気は、区内に大きな繁華街がないから出せるものだと言えます。夜に人が大勢集まって騒ぐこともなく、酔客のトラブルが起きることもあまりないでしょう。
東京23区の利便性の高さは皆さんご存知でしょうが、目黒もご多分に漏れず通勤や通学に便利です。 目黒区は、品川区や世田谷区、大田区、そして渋谷区に隣接しています。
駅の数こそ少ないですが、井の頭線、東横線、大井町線、山手線、日比谷線と複数の路線が乗り入れており、バスなどの交通機関もそろっています。そのため、周辺地域へのアクセスには困りません。
目黒にある大学近辺は単身者向けのマンションも多く、渋谷までのアクセスもよいため若者や学生、同棲するカップルにも住みやすい場所となっています。
何もかもがひとつにまとまった繁華街とは違い、隠れ家的なお店があちらこちらに点在しているため、近所を散策する楽しみもある街です。
また、目黒はラーメン激戦区としても知られています。 駅前はとくに地価が高いぶん利益を出すのが難しく、店の入れ替わりも激しいため、利益が出せる有名店や隠れ家的な名店しか生き残れないのです。 ラーメンが好きな人は通勤通学ついでに食べ歩きを楽しむことができますね。
目黒は災害に強い街です。行政が公表しているハザードマップによると、目黒区内は地震の危険度や火災の危険度を5段階で評価したとき、ほとんどの場所がもっとも安全な「ランク1」か「ランク2」と認定されています。
大雨の際、川の付近では水害が起きることもありますが、それ以外は水害も少なく、23区内でも安全に暮らせる街なのです。
目黒は治安と交通の便がよく、美味しいラーメンを楽しめる落ちついた雰囲気の街です。家やその近所ではゆっくりと過ごしたい、落ちついた環境で生活したいと考えている人にぴったり。
また、高級な戸建てから一人暮らし用のマンションまで、幅広い物件の種類がそろっているため、家を選ぶときの選択肢には困りません。 もしも目黒のことが少しでも気になったら、内覧がてら一度街を見学してみましょう。